ファクタリングの手数料ってどれくらい?相場は?

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各ファクタリングの手数料の相場

ファクタリングの手数料の相場について解説する男性

ファクタリングを利用するうえで大切なのは何でしょう?
安全性?ファクタリングの種類?会社選び?
それらももちろん全て大切ですが、中でも大切なのは手数料です。
手数料はどんなファクタリングを利用する際にも一定のパーセンテージでかかりますし、安全性や会社選びの基準にもなります。 それ程ファクタリングにおける手数料は重要なのです。

ではさっそく各ファクタリングの相場を見ていきましょう。

3社間ファクタリング

3社間ファクタリングの相場は3~10%程です。
2社間ファクタリングとは違い、取引先がファクタリング会社に直接支払うので、2社間ファクタリング程のリスクはなく手数料は低くなっています。

2社間ファクタリング

2社間ファクタリングの手数料の相場は10~20%程となっています。
リスクが大きく、債権譲渡登記などの諸経費もかかる為、高めに設定されています。 そのリスクについては後程解説します。

医療報酬債権ファクタリング

この医療報酬債権ファクタリングは我々が普段病院にかかる際の自己負担分3割以外の残り7割を早期に資金化するファクタリングです。
医療報酬債権ファクタリングの手数料は0.5~2%となっています。 こんなにも低いのにはちゃんと理由があります。
医療報酬債権ファクタリングは3社間ファクタリングで病院などの医療機関、ファクタリング会社、そして国保、健保、協会けんぽの3社間で行われます。 国保、健保、協会けんぽは公共機関である為、倒産のリスクがほとんどないので、医療報酬債権ファクタリングは手数料が低くなっているのです。

保証ファクタリング

保証ファクタリングの相場はなく、その時々で決まるのが一般的です。
手数料を決める際のポイントとなるのが取引先の支払い能力です。 保証ファクタリングは先程説明したように倒産などで売掛金(代金)が回収不能になるリスクを避けることを目的としたファクタリングです。
つまりあなたの会社の経営状況よりも取引先の経営状況の方が注目されます。
この支払い能力が大手企業や、税金等の滞納がない等で高ければ比較的安めに抑えられ、逆に支払い能力が高くないとされればファクタリングを受けられないか、とても高割合の手数料となるでしょう。

国際ファクタリング

国際ファクタリングとは海外の企業と取引する際に代金の確実な回収方法として利用されるファクタリングで保証ファクタリングに分類されます。 手数料の相場はインボイス金額に対し0.7~2%程となっています。
インボイスとは

  • 輸出する商品の品名、種類、数量、価格などを記した「明細書」
  • 輸出者が輸入者に対して求める商品代金の「請求書」
  • 輸出者が輸入者に対して送る商品の「納品書」

の事を言い、この0.7~2%が相場、という事になります。

将来債権ファクタリング

将来債権ファクタリングは商品等を納品したが請求書は発行していない段階で売掛債権(代金を支払われる権利)を売却するファクタリングです。
この将来債権ファクタリングの手数料は不確かな債権を買い取るので他のファクタリングに比べると高くなってしまい、更に将来債権ファクタリングは提供している企業がまだ少なく、相場といえる相場がありません
今後ファクタリングがメジャーになってくればこの将来債権ファクタリングの市場も大きくなるので、それに期待しましょう。

リバースファクタリング

リバースファクタリングとは、外注を使う企業が、外注先(商品を納品する企業)への「買掛金支払いの短縮化」のために利用するファクタリングサービスの事です。

つまり「いい商品作るけど資金繰りが苦しそうだから倒産しないようにファクタリングしてあげるよ。だからこれからも取引してね。」というファクタリングです。

こちらも先程の将来債権ファクタリング同様、サービスを提供している企業は少なく、相場はほぼないに等しい状況です。 それもそのはずで、倒産を防ぐなら発注量を増やしたりする方が余計な出費を抑えられるのでリバースファクタリングはなかなか普及していません。

以上が各ファクタリングの現在の相場です。
もちろんこの相場よりも安い企業もありますが、明らかに相場からかけ離れている場合には悪徳ファクタリング会社にご注意ください。
悪徳ファクタリング会社についてはこちらの記事でまとめています。

ファクタリングの悪徳業者についてまとめた記事はこちらです。

ファクタリングに手数料がある意味

ファクタリングに手数料がある理由を考える男性

ではなぜファクタリングには手数料があるのでしょうか?
ファクタリングでの手数料は、ファクタリング会社のリスクヘッジや債権譲渡登記(代金を支払われる権利の公的な照明)の登録費用などの諸経費、ファクタリング会社の利益、大まかにこの3つの理由で手数料としてファクタリング会社が請求します。
ではそれぞれについて解説していきます。

ファクタリング会社のリスクヘッジ

ファクタリング会社のリスクヘッジは買取ファクタリングで主に見られます。 買取ファクタリングとは3社間ファクタリングと2社間ファクタリングの事で、リスクヘッジが特に必要となるのは2社間ファクタリングです。
2社間ファクタリングは取引先にファクタリングの利用を知られない代わりに取引先から入金があったらすぐにファクタリング会社に入金するというファクタリングです。

その場合には以下の3つのリスクが生まれます。

  • ファクタリングを利用した会社が別の支払いに、入金されたお金を使いこんでしまう。
  • ファクタリングを利用した会社が受け取った入金をファクタリング会社へ支払う前に倒産してしまった。
  • ファクタリングを利用した会社が別のファクタリング会社にも同じ債権の譲渡をして、買取額を2重で騙し取っていた。

1番上のリスクはわかりやすいですね。
資金繰りに苦労し、様々な所から借入や融資(貸付援助)を受けている会社にありがちなケースです。
2つ目も簡単に想像がつきます。

問題は3つ目です。
ファクタリングを利用した会社が別のファクタリング会社にも同じ債権の譲渡をして、買取額を2重で騙し取っていた。
この文は一体どのような状況かというと、
ファクタリングを利用していた会社が、実は複数のファクタリング会社に同じ売掛債権(代金を支払われる権利)を売却していたという状況です。

仮に100万円の債権を3つのファクタリング会社に手数料10%で売却していた場合、270万円もの資金を得られます。
そうすると3つのファクタリング会社に100万円をしはらうのは当然できないので、持ち逃げや倒産してしまいます。
こうなってしまうとファクタリング会社は90万円を損してしまう事になるわけです。

この様なリスクが大きい場合にファクタリングの手数料は高くなります。 これがファクタリング会社のリスクヘッジによる手数料です。

ファクタリング利用時の諸経費

ファクタリングには様々な経費もかかるものです。 代表的なものとしては債権譲渡登記などが挙げられます。
この債権譲渡登記は2社間ファクタリングの際に利用され、リスクの3つ目を防ぐもので、債権譲渡登記とは、譲渡(売却)が公的に証明されることで支払い義務があることを認めさせるものです。 これの発行にもお金がかかりますし、発行には司法書士費用もかかります。
こういったケースで諸経費が手数料に入り手数料が高くなるのです。

ファクタリング会社の利益

ファクタリング会社も慈善団体ではないので利益を出さなくては社員を雇用し続ける事はできませんし、結果倒産してしまいます。
その為、手数料の中にはファクタリング会社の取り分も入っています。

まとめ

ファクタリングの手数料をまとめて比較する男性

今回はファクタリングにおける手数料の意味や各ファクタリングの相場についてまとめてきました。
ファクタリングは知っていても手数料の意味までは知らなかったという方もいたのではないでしょうか? また相場の意味を知る事で利用しようと思っているファクタリング手数料の相場の意味も理解いただけたことでしょう。
ファクタリングを利用しようと検討している方もおおよその金額を知ることで、よりファクタリングをイメージできるのではないでしょうか?

ファクタリングはまだ日本では融資や借入に比べると認知されておらず法整備も不十分です。 その為悪徳ファクタリング会社等も多く出現していますが、ファクタリングは資金繰りに困っている中小企業や零細企業の助けになるサービスです。
そんなファクタリングの正しい認識が広まっていくことが日本経済に新しい風を吹かしてくれると信じています。
正しい知識を持ち、ファクタリングを利用する手助けになれば幸いです。

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