知ってますか?ファクタリングと手形割引の違い

  1. ファクタリング
  2. 5 view

ファクタリングと手形割引の違い

ファクタリングと手形割引の違いについて得意げに解説する男性

ファクタリングを利用しようとしている方の中には調べている最中に「手形割引」というものがある事を知った方もいるのではないでしょうか? もしくは手形割引の方が先に知っていましたか?

どちらにせよ、ファクタリングと手形割引、何がどう違うのかご存知でしょうか?
この2つには大きく異なる点が2つあります。
その前に手形割引とはどの様な物なのかを紹介します。

手形割引とは約束手形と言われる物事の権利や権限を公に定めた文書全般を担保(保険)に金融機関から資金を調達する事です。
古くからこの手形割引が日本では資金調達法として重宝されてきた為、ファクタリングが普及していない要因でもあります。
また、 信用金庫・信用組合で2.5〜5.0%、メガバンクで1.5〜3.5%とファクタリングと比べ低いのも特徴に挙げられます。

手形割引がどんなものなのかわかったところで次の項目から本題の「ファクタリングと手形割引の違いはどこにあるのか」を見ていきます。

不渡りリスク

異なる点の1つ目、それが不渡りリスクの有無です。
不渡りリスクとは、支払いを受けられないリスクの事です。

ファクタリングの場合、売掛債権(代金を支払われる権利)を売却します。 その為、その後に取引先が倒産したり、代金を支払わない場合でもそれを保証する義務はありません

一方で手形割引は融資(援助)の形をとっています。 つまり借りているので取引先が倒産しようが代金を支払ってなかろうが融資(援助)分のお金を全額返す必要があります。
これが金銭面での最も大きな違いです。

審査の違い

次にファクタリングと手形割引の審査の違いについて説明します。
ファクタリングは売掛債権(代金を支払われる権利)を売却するので、ファクタリング会社が注目して審査するのは取引先の支払い能力があるのかという点です。 代金の支払いができなかった場合損害を被るのはファクタリング会社なので、実際には売った方の会社の経営状況などは二の次三の次なのです。

対して手形割引は担保(保険)が手形なのか、不動産なのか、何かしらの資産なのかの違いであり、結局のところ融資(援助)になる為、万が一不渡り(支払いを受けられない)の際に支払い能力があるのかを審査します。
その為、ファクタリングと違い融資(援助)を受ける会社の「税金の滞納がないか」「赤字決済はないか」「責務超過(支払い期限を破ったか)」がないか詳しく調べられます。 仮にそれらがあったり、多くある場合には融資(援助)は受けられません。

この不渡りのリスク(支払いを受けられないリスク)と審査の面でファクタリングと手形割引は大きく異なります。

ファクタリングか手形割引か選ぶ時の基準

ファクタリングか手形割引か選ぶ時の基準を探している男性

ではファクタリング、手形割引どちらを選ぶといいのか、また選ぶ時に基準となるのはどういったポイントかを紹介します。

不渡りのリスクの有無で選ぶ

先の項目でも紹介したこの不渡りリスク(支払いを受けられないリスク)の有無はこのファクタリングか手形割引かを選ぶ際にも大きな役割を担います。
仮に取引相手が倒産寸前の企業の場合、あなたはファクタリング、手形割引どちらを選びますか?
当然ファクタリングですよね。
ファクタリングの審査さえ通過すればその後に取引先が倒産しても代金を支払う義務も、保証する義務も残りません。 この例は極端すぎますが、相手の企業の経営状況などを鑑みてファクタリングと手形割引を天秤にかける方法がリスクを減らすベターな方法です。

手数料で選ぶ

ファクタリングは通常の買取ファクタリングの場合、3社間ファクタリングは3~10%、2社間ファクタリングは10~20%程の手数料がかかります。
対して手形割引は、信用金庫・信用組合で2.5〜5.0%、メガバンクで1.5〜3.5%の利息が付きます。
取引先が倒産する心配もなく、代金の支払い能力にも問題がなく、手形割引の審査にも問題がないのなら手形割引を選んだ方が手数料は安く済みます。 この場合はあくまで取引先が倒産する心配もなく、代金の支払い能力にも問題がなく、手形割引の審査にも問題がない時です。

注意しなければならないのは、金融機関以外、つまり民間の手形割引サービスは手数料が20%を超える法外な値段を提示されることもあります。 手形割引サービスは全て手数料が安く設定されているわけではありません。

倒産の心配がある、支払いの滞納経験がある場合はファクタリングを利用した方がいいかもしれません。 手形割引の審査が通らなければ利用する事は当然できません。
やはりこれも上記の項目同様に自分の会社や相手の企業の経営状況などを鑑み、その時々に合わせた判断をする事が大切です。
以上の2つがファクタリングと手形割引、どちらを選ぶかの基準となるポイントです。

まとめ

ファクタリングと手形割引の違いをまとめる男性

以上の様にファクタリングと手形割引は似ているようで全く違うものです。
ファクタリング、手形割引それぞれの特徴を抑え、どの様に活用していくのかで全く異なる道が見えてきます。 どちらが正解などはありませんが、どちらがより安全か、リスキーかを認識し、より良い方に進む為にも知識を持っているに越したことはありません。
様々なことを可能性と捉え、学ぶ心意気を忘れなければその場面においてベストな回答を出すことができるはずです。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。