ファクタリングの審査ってどんなもの?

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ファクタリング契約の流れ

ファクタリングの契約の流れを確認している面々

ファクタリングを利用するには様々なステップを越える必要があり、その最たるものが審査です。
「どんな審査をされるのだろう」と気になっている方が多いのではないでしょうか?
この記事ではファクタリングの審査とはどの様なものなのか、見られるポイントはどこにあるのかなどを紹介していきます。 ファクタリングを利用しようとする方は全員が通る道なので必見ですよ。

まずはファクタリングの利用する際の審査の流れを見ていきましょう。
今回は最もシンプルかつスピーディな2社間ファクタリング(自社とファクタリング会社間で行われるファクタリング)を紹介します。

1.申し込み
2.仮審査
3.本審査
4.契約
5.入金
6.売上金振り込み

2社間ファクタリングはこの6ステップで行われます。
それでは1つずつ詳しく見ていきます。

申し込み

まずは申し込みです。
申し込む際には手数料やその会社の強みなど、入念に調べるのを忘れずに行ってください。 また複数の会社から見積もりを取るのも最善の会社を選ぶのには欠かせません。

申し込みには電話やWEBのフォームからといった選択肢がありますが、おすすめはWEB申し込みです。 WEBで申し込みをすれば、そのページをスクリーンショットなどで残しておけば、極端な話、法廷闘争になった際にも証拠として扱われます。
電話の場合は申し込みの概要が形として残らず、何らかのトラブルに見舞われた際に何の証拠にもなりません。
様々な事態に備えて万全を期す事がファクタリングを成功させる秘訣です。

仮審査

申し込みが終わったら次は仮審査です。
仮審査は、ファクタリングを利用する会社や売掛先(取引先)が実在する組織なのかを調べたり、希望金額が売掛金(商品等の代金)の枠内に収まっているかなど、申込内容におかしな点はないかの確認が行われます。
聞かれる内容は

  • 会社名、会社規模、資本金
  • ファクタリング希望金額
  • 売上規模
  • 業種
  • 売掛金額、売掛先会社
  • 希望入金時期
  • ファクタリング後の使用用途

など基本的な会社情報と、希望条件などです。 また、ファクタリングの仕組みなどを説明されることもあります。

本審査

仮審査の次はいよいよ本審査になります。
本審査は仮審査の内容が事実かが調べられます。
またこの本審査には事実の証明をする書類が必要になります。 直前で慌てないよう、事前に準備しておきましょう。
なお、提出する書類は次項の必要書類で紹介します。
この本審査が終わるのは会社によりますが、即日~3営業日以内に終わることがほとんどです。

契約

本審査を通過したら契約が待っています。
本審査が通ったからといって安心するにはまだ早いです。 この契約を締結しなければ入金はされません
契約書などはファクタリング会社が用意しますが、印鑑証明などの手続きに手間取るとその分入金が遅くなってしまいます。 準備万端にして契約に望みましょう。

入金

契約が終わればいよいよ入金です。
入金されたのを確認したら、ほっと一息胸をなでおろしましょう。 なお、この入金額は買い取り金額から手数料を引いた金額が振り込まれます。

売上金振り込み

売上金をファクタリング会社に振り込むというのが最後の工程です。
3社間ファクタリングの場合は取引先が直接ファクタリング会社に振り込むので、これは2社間ファクタリング独自の工程になります。 この際にはその他の支払いに売り上げを使ってしまい支払うお金がないなんて事にならないようにしましょう。

このような流れでファクタリングは行われます。
難しい事は何もありません。 しいて言うなら、書類の準備などがやや面倒といったところでしょうか。
では次の項目でその必要書類はどんなものなのかを紹介します。

必要書類

ファクタリングの審査に必要な書類を用意している男性

本審査で必要となる書類とはいったい何なのか、今回は法人の必要書類と個人事業主の必要書類どちらも紹介、解説します。
まずは先にそれぞれ必要となる書類などを見てみましょう。

法人 個人事業主
取引基本契約書 必要 必要
預金通帳 必要 必要
決算、確定申告書 必要 必要
事業の確認できるもの 必要 必要
印鑑証明書 必要
法人と代表者の実印
必要
個人の実印
登記簿謄本 必要 不要
本人確認書類 不要 必要
税金、保険関係の書類 不要 必要

ざっとこれらが本審査で必要となる書類です。
それでは1つずつ解説していきます。

請求書、発注書、納品書、取引の契約書など

これは本当に取引があったのかの確認や、どれくらいの取引があるのかを見るのに使用されます。
売掛金額(代金)だけでなく入金予定日も明記されているものを提出するのがベストです。

取引先との取引基本契約書

「こんな約束で取引してます」という内容の書類です。
ファクタリング会社はそれを元に売掛金の回収条件などを提示します。

預金通帳(過去3か月分程度)

会社がどうの様にお金を使っているのか、会社の収入はどれくらいかを確認するために使用されます。
通帳全てを提出する必要はありませんが、最低でも過去3か月分は用意しておきましょう。

決算書、確定申告書

これは利用する会社の業績を知る為に必要となる書類です。
過去3期分用意しておくのがいいでしょう。 また決算月が半年程度前だと、その年の試算表も求められる場合もあります。

事業の内容が分かるもの

決まったものはないものの、主にホームページやパンフレット、代表者の名刺などが利用されることの多いものです。
どんな事業を行っているのか、事業が本当に成り立っているのかを確認するためのものでもあります。

印鑑証明書(実印)

これは契約時に押す印鑑が本物であるという証明として利用されます。
印鑑証明書は法務局で取得できるほか、郵送請求、オンライン請求を行うことが可能です。

登記簿謄本(履歴事項全部証明書)

法人のみ提出する書類です。
法人名、事業目的、所在地、役員、資本金など、その法人の基本的かつ重要な情報が一覧にまとめられているのが登記簿謄本になります。

本人確認書類

これは個人事業主のみ提出します。
免許証やマイナンバーカード、パスポート、健康保険証などがありますが、顔写真付きのものを提出しましょう。 マイナンバーカードは貴重な個人情報である為、免許証やパスポートがおすすめです。

税金、保険関係の書類

税金、保険関係の書類も個人事業主のみが提出する書類です。
これは、個人事業主の方に税金や社会保険料の滞納がある場合、ファクタリング会社が買い取った売掛金が国などによって差し押さえられてしまうことがあるため、滞納がないかなどをチェックするのに使用されます。

以上がファクタリングの本審査で必要になる書類です。
必要となる書類はファクタリング会社によって違います。 ですがこれらを用意しておいて損する事はないので全ての書類を用意しておくことをおすすめします。

審査で見られるポイント

ファクタリングの審査をしている男性

続いては審査で見られるポイントを4つ紹介します。
それでは順番に紹介、解説していきます。

売掛金の種類

売掛金(支払われる代金)には2つの種類があります。
突発的に生まれたものと、継続的に発生しているものです。 ファクタリングの審査で重要なのは後者の継続的に発生している売掛金(支払われる代金)です。
ファクタリング会社としても継続的に収入がある方が信頼できますし、経営が一気に傾き、債権(代金)を回収できないという事がないので優遇されやすいでしょう。
前者でもファクタリングを受けられない事はないでしょうが、手数料が高くなるなどする可能性は高くなります。

二重譲渡の可能性

二重譲渡とは、売掛債権(代金を支払われる権利)を2つ以上のファクタリング会社に売却してしまう事を言います。
例えばA社が3つのファクタリング会社に売掛債権(代金を支払われる権利)を100万円で売却し、手数料が10%だった場合には、A社は270万円を手にしますが、支払われる代金は100万円にかわりはありません。
こうなった場合、倒産か持ち逃げというリスクがあり、ファクタリング会社は債権(代金)を回収できず、損をしてしまう事になります。 そうならないようにこの二重譲渡をチェックします。

差し押さえリスク

税金の滞納などによって口座等が国によって差し押さえられた場合、ファクタリング会社は債権(代金)を回収できなくなってしまいます。
その為、先の必要書類でも書いた納税証明等を税務署に直接問い合わせをしたりして細かくチェックします。

売掛先(取引先)の情報

買取ファクタリングは結局の所、取引先が代金を支払わなければ話になりません。 その為、売掛先(取引先)の情報もファクタリング会社は調べます。
この場合、取引先には知られないよう秘密裏に調査は行われ、帝国データバンクや行政機関の所持する登記情報開示から情報を得ます。

以上の4つが審査で見られるポイントです。 あなたの会社はどうでしょうか?
もちろんこの項目以外にもファクタリング会社によって重視しているポイントもあります。 ですがこの項目を見ていないファクタリング会社はないといってもいいくらいです。
新たに何かするというよりも過去の経歴を見られると思ってください。 何もやましい事がなければ大丈夫です、堂々としていましょう。

審査通過するには

ファクタリングの審査を通過するポイントを紹介している男性

もしあなたがファクタリング会社の社員だとしたらどんな会社だったら審査を通過させますか?
会社の情報や状況も評価の項目にあるでしょうが、やはり信用できる人物ではないでしょうか?
多くのファクタリング会社はその人となりも見ています。 審査を通過できるか際どいラインにいた時、その判断を分ける最後のポイントはあなたの人となりです。
ではどんなところでアピールできるのか、解説します。

必要書類を全て用意できていたか

審査をするのに「必要な書類」です。 これに不備があると信頼度が下がるのは当然の事です。
逆に全て用意してあると、ちゃんと用意することができる会社、人だと評価されます。 また、書類の文字は丁寧に書かれているか?期限の切れた書類ではないか?なども評価対象です。
細部まで気を使っている所をアピールしましょう。

対話、対応

人対人になるので、やはり対話、対応の部分でも評価されるでしょう。
横暴な態度をとればそれ相応の評価がなされます。
対して、誠実に隠しごともせずに対応すれば信用に足りる人物だ、と評価されることでしょう。 ファクタリング会社には、親会社やお客様の様にへりくだった対応をする必要はなく、あくまで対等なビジネスパートナーのように接しましょう。

どうでしょうか? 意外に感じた方も多いのではないでしょうか?
ファクタリングを利用する中で、焦りのあまりに「高い手数料払うんだから!」となってしまう方もいます。
そんな中でも毅然とした誠実な態度の方を見ると審査を通してあげたくなるのが人間です。 社会人としてのマナーやモラルを持ち、焦らず、落ち着いて対応することが審査を通過する秘訣です。

まとめ

ファクタリングの審査をまとめている男性

ファクタリングの審査についてまとめてきました。
ファクタリングを調べると多くの記事では審査がある、とだけ書かれています。 その審査はこれまで解説してきたような流れで行われ、それぞれに理由があったのです。
これであなたもファクタリングの審査を通過するのに一歩近づきましたね。

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