ファクタリングは分割支払いできるのか?

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初めてファクタリングを利用する方の中に、ファクタリングは分割で代金を支払えないか?と思う方や、様々な支払いがある為、一括での支払いができないという方もいるでしょう。
ファクタリングを利用する会社の中にはファクタリング会社に代金を支払えない「踏み倒し」という状況に陥ってしまう事もあります。
そこで今回はファクタリングは分割払いできるのかにフォーカスを当てて紹介、解説していきます。

ファクタリングの支払い方法

ファクタリングの支払い方法を解説する男性

基本的にはファクタリングは一括での支払いになります。
一括での支払いができない為分割にしたいというケースでの理由は、他の支払いに使ってしまった事が主な原因です。

そもそもファクタリングは資金繰りに苦しむ中小企業や零細企業のキャッシュフロー(お金の流れ)や経営を健全化させるサービスです。
その為、他の支払いに代金を利用してしまう、というのはファクタリング会社も想定しており、審査を3社間ファクタリングに比べ厳しくしたり、ファクタリング専用の口座を作らせたりと手を打っていますが、これといった決定打がないのが現状です。

何故分割支払いができないのか

ファクタリングはなぜ分割払いができないのか解説する男性

ではなぜ分割払いができないのでしょうか?
それはファクタリングが賃金業ではないからです。 ファクタリングは売掛債権(代金を支払われる権利)を売買する契約です。
金融庁の見解にもそのように表記されています。

「ファクタリング」とは、一般に、企業が取引先に対する売掛債権をファクタリング会社が買い取り、買い取った債権の管理・回収を自ら行う金融業務を言います。
このようなファクタリングの法的性質は、売買契約に基づく指名債権の譲渡であり、金銭の貸し借りではないので、賃金業の登録は必要ありません。
金融庁HP「金融サービス利用者相談室」中の「(4)賃金等に関する相談事例及びアドバイス等」から引用

分割払いにするという事は、ファクタリング会社から「融資」を受けているとなります。 売掛債権(代金を支払われる権利)の買取業務を行うのに貸金業への登録は必要ありませんが、分割払いOKとするのであれば貸金業登録を行わないとファクタリング会社が処罰の対象なる危険があります。

つまり融資を行うには賃金業に登録する必要があり、ファクタリングは登録せずに業務を行っている為分割払いができないという風に考えて下さい。 このような理由からファクタリングは分割払いができません。
その為、少しの支払いなら…と思って代金に手を付けてしまうと大きな問題に発展しかねません。
ファクタリング会社に支払いができないと譲渡債権の通知、つまり取引先にファクタリングを利用している旨を伝えられます。 知らないうちにファクタリングを利用しており、しかも支払いができていないとなるとその会社の信用は地に落ちてしまいます。
また、そんな会社と取引はできないと取引をやめてしまう可能性すら出てきます。

更に最悪の場合には詐欺行為、横領行為で刑事告訴にまで話は大きくなります。
そうならない為にも、分割支払いできないかな~と考えるのではなく、期日にしっかり払う事を徹底してください。

ファクタリング会社に支払いができなくなった場合

ファクタリング会社に支払いができなくなってしまった男性

ではファクタリング会社に一括での支払いができなくなった場合にはどうしたらよいのでしょうか? 4つの対策方法を紹介します。

代物返済

「お金を用意できなかったので、同価値のこれ渡すから勘弁してください」というのがこの代物返済です。
具体的には不動産や資産・別の売掛債権などをファクタリング会社に譲渡するという返済方法になります。
また、代物返済は元の売掛金(代金)と同じ価値のものである必要があります。 この場合はファクタリング会社の同意も必要になりますので、万が一の際には交渉してみて下さい。

資産売却

会社の所有している不動産や車などを売却して、そのお金を返済に充てるという方法です。
最も現実的かつ迅速に動けるのがこの資産売却です。

弁護士に相談

最終手段に近いのがこの弁護士に相談するという方法です。
弁護士に相談する事で和解交渉や減額交渉などに期待が持てます。 しかし当然弁護士費用が掛かってしまいますのでお気を付けください。

準消費貸借契約

最後に紹介するのは準消費貸借契約という方法です。
準消費貸借契約とは、本来融資ではない契約を合法的に融資とする契約になります。
ファクタリング会社は貸金業者ではないので、本来であれば融資を行うことは不可能です。 しかしこの準消費貸借契約を結べば融資という契約で分割払いに契約をし直すことができます。
無利息でも結ぶことのできる契約ですが、ファクタリング会社が無利息で契約するはずがないので、利息が付くことを頭に入れておきましょう。

この4つが現実的に考えられる支払いができない時の対処法です。
何度も書いているように、本来は一括で支払うべきなのですが、万が一の時には参考にしてみて下さい。

まとめ

ファクタリングの支払い方法についてまとめる少女

ファクタリングは分割払いが可能か、についてまとめてきました。
基本的には一括払いでの支払いになります。 一括での支払いができない際にはすぐにファクタリング会社に連絡し相談しましょう。
分割払いにできる可能性もなくはないですが、会社の資産を犠牲にしたり、追加で料金がかかってしまったりするのでおすすめはしません。
あなたのファクタリングが上手くいくことを願っています。

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